2011年6月5日(日)
関東大学サッカーリーグ戦第6節vs慶応大学
古河サッカー場 11:30 kick off
スコア 2-4
戦評
スコアからして中央大学(以下中大)の大敗とみえる第6節vs慶応大学(慶大)戦を振り返る。
この試合においてとても残念な出来事が起こった。これを議論することが許されているかは知らないのでここでは話すことはできない。ただ、戦評を記述する前に一言伝えなければならない。
選手たちは皆、日々努力している。このような結果になるのは私自身の未熟さゆえの問題である。しかし、大学サッカーのレベルを高めるためにも選手たちが集中してプレーできるようにあらゆる面でのスキル向上を目指すことは必須であると私は考える。
私自身にできることはサッカーの質を高め、選手の質を高めることのために努力することぐらいである。
第6節は、立ち上がりは6対4ぐらいの割合で中大がプレーしていた。その甲斐あって前半21分に中大16番田辺 圭佑が右サイドから切り込み得意の左足で先制ゴールを奪う。今年のチームの課題は1-0のリードを守りきれないことである。得点後の4分後には慶大に同点とされる。前半の半ばお互いチャンスらしい決定機はつくれず、そのまま前半が終了するかと思った終了3分前に中大11番安 柄俊が豪快にミドルシュートを決め、良い時間に得点することができ前半を終えた。
ハーフタイムでは、まだ1点差だから相手がこのまま引き下がるわけがない。次の1点が重要だ。と伝え後半に送り出した。
後半がスタートすると、初めにチャンスをつくったのは中大であった。右サイドから切り込み低めのクロスを上げ、逆サイドから走りこんできた14番澤田 崇が相手を交わしてシュートを放つがゴールキーパーに阻止される。中大にとっては2点差にできるチャンスをものにできずに嫌なムードが漂う。
そして、後半の5分中大は自陣ペナルティー内でまさかのファールをとられPKを与えてしまった。そのことが尾を引き今日の結果となってしまった。
そこからまだ時間は十分にあったのに切り替えさせることができなった私の責任である。
次節に良い報告ができるよう切り替えていきたい。
中央大学サッカー部コーチ 白須