現在2戦1敗1分と勝ち星の無い中央大学B2【(以下 中大)
今節こそは、何としても勝ち点3をものにしたい。
しかも、B2のスタイルを貫いて。
【戦評】
前半 0-0
後半 1-1
結果 1-1
立ち上がりから主導権を握ったのは尚美大学(以下 尚美)
シンプルに中大DFライン(特に両サイドバック)の裏を突き、波状攻撃を仕掛ける。
一方中大は、クリアしたボールをすぐに跳ね返され、ラインを上げることができずに
開始から約10分間、尚美の猛攻を受ける。
中大が10分間で尚美に与えたコーナーキックは3本
ゴール前での直接フリーキックは2本
この数字から見ても中大が攻め込まれていたのがわかる。
この苦しい状況を変えたのは中大キャプテンNo.4伊波。
その方法は公表できないが、素晴らしい判断であった。
伊波の好プレーによって流れは変わり、前半の残り35分間は中大が完全に主導権を握る。
チームの持ち味であるパスが回せるようになり、あとは「点を取れれば完璧」という状況が続く。
しかし、点を奪うことができずに両チーム無得点で前半を終える。
後半、開始から前半の勢いそのままに、中大がパスで尚美を翻弄する。
そして、後半8分均衡が破れる。
中大No.17津久井が圧巻のドリブルで相手DFを次々抜き去り、ゴールを奪う。
「素晴らしい」の一言。
このままの勢いで行きたい中大であったが、後半20分過ぎに
最終ラインでの軽率なプレーで決定的なピンチを招く。
これにより、流れは尚美に。
そして、30分。
何度もチャンスを作り出した尚美がついに同点弾を決める。
完全に勢いに乗った尚美は、試合終了まで中大ゴールに迫った。
結果は1-1の引き分け。
尚美にとっては勝ちに持っていける試合だったと言える。
中大は2試合連続で終盤に追いつかれるという悔しい結果に終わる。
この試合では、前節よりも成長したチームが見られた。
観ている方々にB2のサッカーを楽しんでいただけたと思う。
しかし、まだまだ弱い部分が多いため、これからどこまで伸びるかがとても楽しみである。
ご期待下さい。
次節 7月10日(日) @中央大学グランド
12:00 kick off vs産業能率大学
中央大学学友会サッカー部
コーチ 宮崎 達也
コメント